パソコンのキーボードをあまり使った事がない方がキーボードの練習を始めてから、まずつまずいてしまうのが「shiftキー同時押し」です。（ctrlキー同時押し、Altキー同時押しも）

パソコン操作では、shiftキーに限らず、キーを2つ、3つ同時に押す操作が時々あります。

そのたびに手間取っては仕事がはかどりませんので、スムーズに操作できるようになりましょう。

「同時押し」操作のコツをお伝えします。

「shiftキー同時押し」を使うとき

 

 文字入力で

入力モードがひらがなの時に「Shiftキー」を押しながら文字を入力すると、英数字を半角で入力さすることができます。

「Shiftキー」を押しながら数字キーを入力すると、「！」「％」「＆」などの良く使う記号が入力されます。



 

ショートカットキー入力

通常はマウスで行う操作を短いキー操作で実行するためのショートカットキー。Shiftキー、Altキー、Ctrlキーなどと、通常の文字入力キーを同時に押すことでショートカットキーとする場合が多いです。

例）Ctrl ＋C　→　コピー
Ctrl＋S　→　保存
Shift＋矢印キー　→　範囲の選択

 

「同時押し」は同時ではない

「同時押し」と言うと、初めての人は両方の人差し指を用意して、2つのキーを「いっせーのーで」で押そうとしてしまいます。

が、そうやって同時に押すことはとても難しく、不可能に近い。

実は「同時押し」というのは「押しながら」と言う意味なのです。

先ず「shiftキー」を先に押しておいて、押したまま他の指で違うキーを押す。

この操作を「同時押し」と呼んでいます。（ctrlキー同時押し、Altキー同時押しも）



 

片手で操作したい時（同時押し以外の方法）

どうしても「同時押し（押しながら）」操作が難しい方は、「固定キー機能」を使用しましょう。この機能が有効になると、ShiftキーやCtrlキーを常に押した状態を保つことができます。

押し続ける必要が無くなり、「shiftキーを一度押すと押したまま」「2度押すとshiftキーをなはなした」ということになります。片手でキーボード操作をしている方にも便利な機能です。

「固定キー機能」を有効にするには、「shiftキー」を連続して5回押します。すると以下のような画面が出てきますので、「はい」をクリックしましょう。

コントロールパネルの「コンピューターの簡単操作」→「キーボードの動作の変更」→「固定キー機能のセットアップ」からでも設定できます。

 

何となくつかっているキーボード操作にも、細かい設定はたくさんあります。

自分が使いやすいよう、カスタマイズしてみてはいかがですか？